子どもが不機嫌なとき、理由を聞いてもよく分からない…。
お子さん自身もモヤモヤしていて「どんなフォローをしてあげたら良いだろう…」なんてお悩みではないですか?
我が家の年少の息子は、感情のコントロールが苦手です。
自分の気持ちが溢れてしまうと止まらなくなってしまい、そんな姿を見るたびに親として悩むことがたくさんあります。
自分の気持ちを知るのには、視覚から情報がたくさん入る絵本がおすすめです。
今回は「カラーモンスター きもちはなにいろ?」をご紹介していきます。
ぜひ、手にとってお子さんと読んでみてくださいね!
子どもが自分の気持ちを知る絵本「カラーモンスター きもちはなにいろ?」
「カラーモンスター」は教育の場やアート・セラピストとして活躍するアナ・レナスさんが作られ、おおともたけしさんが翻訳されています。
アナ・レナスさんの絵本のイラストは、使っている素材も色合いもバリエーションに富んでいて、見ている子どもはもちろん大人さえも夢中にさせてくれます。
絵本に登場するのは、色々な気持ちでこんがらがってしまったカラーモンスター。
そんなカラーモンスターの複雑な気持ちに気付いてくれた女の子と一緒に、自分の気持ちを色分けし整理していくお話です。
気持ちには形がないので、大人でも表現が難しいときってありますよね…。
でも、この絵本は気持ちを「色」で表しているので、小さな子どもでも自分の気持ちを具体的にイメージしやすくなります。
女の子がどんな気持ちも否定せず、カラーモンスターに優しく寄り添ってくれるたびに、「こんなときもある。あなたは私の味方。」と、自分も言われているような気がして心が温かくなれます。
年少の息子はこの絵本を読んでから「〇〇が嫌で、青い雨が降っているみたいに悲しいと思ったんだ…。」と、モヤモヤしてしまう気持ちを色にして伝えてくるようになりました。
自分の感情がよく分からずに泣いたり怒ったりしていた息子でしたが、少しずつ冷静に向き合えるようになり、自分の思いや気持ちに気付ける場面がぐっと増えました。
息子の頭の中で、カラーモンスターが「息子の気持ちを整理するのを手伝ってくれているのかな?」なんて思っています^^
「自分の気持ちがよく分からない。」「なんて表していいのか分からない。」
そんなお子さんが自分の気持ちを知ることで、今よりずっと自分の心と向き合いやすくなれるはずです。
ぜひ、お子さんと一緒に手にとってみてくださいね!
【子ども】自分の気持ちを知る絵本「カラーモンスター」 まとめ
子どもが自分の気持ちを知ることができる「カラーモンスター」の絵本をご紹介してきました。
お子さんが自分の気持ちが上手く表現できないときは、この絵本を読みながらそっと背中を押してあげてくださいね^^
カラーモンスターと一緒に、お子さんの中にあるモヤモヤする気持ちをすっきりさせてあげましょう♪