買い物中、必ず子どもから言われる「これ欲しい!」攻撃に悩んでいませんか?
子どもの成長に合わせて、少しずつ我慢をすることを学んでほしいなと感じることってありますよね。
我が家の次男は、いつでもどこでも自分の気持ちを思いっきり出すタイプで、買い物中に「泣いて・暴れて・ひっくり返る」なんてこともよくありました…。
年少になった次男も今では、一方的に「欲しい!」と伝えるだけでなく、私と相談をしながら買う or買わないを決められるようになってきました。
結論から言うと、おねだりする子どもに無理なく我慢を学ばせる方法は「買い物が終わったらいいよ」と子どもと約束をすることです。
詳しくは、本文でお伝えしていきますね。
子どもの「我慢」は無理せず育てるが正解!
子どもが感情や欲求をコントロールする力を自制心といいます。
この自制心で自分をコントロールしていくには、脳の前頭葉が発達していかなければなりません。
前頭葉は幼少期から成人するまでに、刺激を受けながら徐々に発達していくため、脳の発達が未熟な子どもが自分の気持ちを抑えられないことは仕方のないことなのです。
ママやパパが「我慢しなさい!」「ダメだよ!」といくら伝えても、反発したり、気持ちに折り合いを付けられなかったりするのはそのためです。
でも、無理のない「小さな我慢の経験」をしていくことで、自制心で自分をコントロールできるころには、よりスムーズに自分の行動にブレーキを掛けられるようになっていきます。
ママはそのきっかけ作りをお手伝いしてあげられるような、お子さんとの関わりを持ってみましょう!
おねだりする子どもに、無理なく我慢を学ばせる方法
我が家が実践してきた、おねだりする子どもに無理なく我慢を学ばせる方法は「買い物が終わったらいいよ」と子どもと約束をすることです。
「自制心を育てたいのに、買ってしまっていいの?」と思うかもしれませんが、最初はこれが正解です。
なぜならば、まずは買い物をする短い時間のあいだ、「小さな我慢」を経験することが大切だからです。
買い物に行く前に、お子さんに「今日は家族が食べるものや、ママやパパが使うものを買いに行く」と目的を伝えましょう。
子どもが買い物中に「お菓子が欲しい」など言い出したら、「いいよ!お買い物が終わったらね。」と声を掛けます。
おもちゃやゲームなど、大きなものをおねだりする場合もあると思うので、その場合はお子さんが喜びそうで、ママやパパもOKできるものを代わりに提案してみてくださいね。
子どもと約束をした「買い物が終わるまで」ということは、なるべく守ってもらうようにしましょう。
お子さんが待ちきれないと、せっかくの褒めるチャンスが無駄になってしまうので、買い物をする時間も上手に調整してあげましょう。
私も初めの頃は、ドラックストアーとスーパーでの買い物をしている、トータルで20~30分前後だけ息子に待っていてもらうようにしました。
お子さんの様子に合わせて、もっと短くしても大丈夫です!
まずは、買い物中に「我慢できた!」ということを実感させてあげてください。
「まだー?」と催促する場合は、「どんな約束だったかな?」と子どもに気づかせたり、買い物を一緒に手伝ってもらったりして気持ちを紛らわせてあげましょう。
買い物中に我慢をできる時間が延びてきてたら、次は「今度ね!」と別日の約束をしてみましょう。
でも、「今度」という感覚は、あいまいで子どもには分かりにくいものです。
「お父さんがお休みのときね!」や「金曜日、幼稚園が終わってからね!」など、子どもが分かりやすい目安を知らせてあげた方が、納得しやすいと思います。
一番のポイントは、お子さんとの約束を守ってあげることです。
毎日の忙しさでうっかり忘れてしまったり、「ま、いっか」と曖昧にしてしまったりはせず、お子さんの「小さな我慢」を褒めてあげるチャンスを逃さないようにしましょうね^^
その日まで我慢できたことをたくさん褒めて、一緒に喜んであげてくださいね!
スモールステップで少しずつ「小さな我慢」を積み重ねながら、無理なくお子さんの脳の発達を促すお手伝いをしてみましょう!
おねだりする子ども!無理なく我慢を学ばせる方法 まとめ
おねだりする子どもに、無理なく我慢を学ばせる方法をお伝えしてきました。
子どもと一緒に行くお買い物って本当に大変…。
ママだって、いつもがいつもゆったりとした気持ちで見守ってあげられるわけじゃありません。
だから、上手くいかない日だってたくさんあります。
そんなときは「こういう日もあるよね!」と、スーパーでママも癒しのアイテムを購入して帰りましょう。笑
子どもが大きくなればだんだんと自制心も育ってくるので、今、難しくても不安にならなくて大丈夫です!
ママの気持ちのゆとりがあるときに、ぜひやってみてくださいね^^